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最後の挑戦

支笏湖では、湖の水量によって、その日のお風呂の深さが変わるという、とても珍しい露天風呂を体験し、
最後の目標も達成した。
あとは小樽からフェリーに乗るだけ。
フェリーの乗船時間は夜10時半
時間はまだまだあります。
小樽でまったりとお茶したり・・・
美味しいものをまた食べたり・・・
楽しみ方はいくらでもあります。
さあ、一路小樽へ。
小樽には5時ごろ到着した。
そうだ、土産をまだ買っていなかった。
六花亭のバターサンド
あれはいつももらうと嬉しいよね。
やっぱり、人にあげるならもらって嬉しいものじゃないと。
たしか、小樽のフェリー乗り場の土産物売り場に
六花亭のバターサンドは無かったような・・・・
ということは小樽の土産物屋で探した方がいいかな?
これまでほとんど行ったことのない、
明るい時間の小樽の街。
しかも土産物屋が並ぶ通りを走った。
というより、たまたま、そこに迷い込んだ。
寿司屋があり、海鮮屋があり、
そのほか土産物、ガラス細工やオルゴール・・・・
いろんな店が軒を連ねていた。
ああ、こんな通りもあったんですね。
何度も小樽に来たけど、全く知らなかった。
適当な1軒を選んでバイクを停め、
お土産に渡さなければならない数だけバターサンドを買い込んだ。
これ以上はバイクには積めない。つぶれるだけ。
 
時間は5時過ぎ
もしかしたら
もしかしたら
もしかしたら、間に合うかもしれない。
 
積丹岬の近くにある、岬の湯しゃこたん
ここからの夕陽は絶景だった。
露天風呂の温泉に浸かりながら見る夕日としては
ここは日本一に違いない。
 

 
これは2年前の写真
 
ちょっと背中周りが今よりも細いような・・・
 
この絶景!
まだ、間に合うかもしれない!!!
ナビに入れてみると距離は60キロ
よし、30分で行こう!
と、すでに計算が間違っている・・・・
 
しかし、そんなことはお構いなしに走り出す。
あたりは刻々と薄暗くなり、
目指す西の空だけが赤く染まっている。
だが、小樽から西は高い山に阻まれ、西の海は見えない。
太陽が沈む海を見るには、積丹半島を抜けて先端の岬を超えて西側に出るしかない。
時間がない!
 
ところが、ここで大きな問題に阻まれる。
なんと、こんなところで渋滞が起きている。
おそらく、帰宅ラッシュなんであろうが、
北海道の人、どんだけきっちり時間通りに帰るねん!!
 
うちの会社、就業時間が終わってすぐ帰るのはバイトの女性くらいで、
その時間に帰るのは周囲の目がとても気になる。
ところがどうだ、みんなぞろぞろと帰っていくぞ!
残業でもして残っておけ!道、混むやんけ!
と理不尽な怒りが沸々と沸くのだが、こればかりは仕方がない。
追い越せるところは追い越していくのだが、
追い越すとまた先が詰まっている。
全くきりがない。
時間ばかりがどんどん過ぎていき、周囲は暗くなる一方。
しばらくは赤く染まっていった西の空だが、
ついにその色は深い青に変わっていった。
もう、太陽は沈んだのだろうか・・・
おそらくそうなのだろう。
しかし、この目で見たわけではない!
ここで、真実を己の眼で見ることなく、お前は引き返すのか!
そういう気持ちが支配する。
そうだ、まだ、見たわけではないのだ。
まだチャンスがあるとか、そういう問題ではない。
自分で見ていないのだ。
だから、それを見るために僕は走るんだ。
ついにライトなしでは走れない暗さになっていく。
気温はぐんぐんと下がる。
積丹半島を超えるために少し標高が上がるのだが、
更に温度は下がっていく。
温度計は13度を指している。
体を震わせながら走り続ける。
そして、ようやく岬の湯しゃこたんに到着した。
 

 
あたりは完全に闇だった。
もちろん、水平線の先も暗い空がうっすらと広がっているだけだった。
だが、僕はちゃんと見た。
太陽が沈む海には間に合わなかったけど。
これでいいんだ。
たっぷりと最後の最後まで走りとおせた。
北海道には走るために来たんだ。
だから、たくさん走ればいいんだ。
そして風呂に入ることなく小樽へ引き返した。
 
小樽への帰り、最後にケガだけはしないよう
のんびりと走っていった。
あれだけ混み合っていた道路も、帰りはすいすいと走れた。
 
小樽に戻った。
さっきの土産物が売っていた通り、
あそこにはどんな店がほかにあったんだろう?
と思って寄ってみたが、
なんと!全ての店が閉まっていた。
まだ8時だよ?
さっき、あれほど活気があった通りが真っ暗・・・
そりゃ、帰宅ラッシュになるよね・・・
これだけきっちりと全部閉まるんだもん。
 
大通りに出た。
2年前にも行ったことのある場所に行ってみた。
 

 
観光客向けの店が集まっているところなのだが、
ここにとても楽しい店がある。
 

 
こんなおいしそうな丼を出してくれる店なのだが、
店のオヤジが超面白い。
僕の顔を見るなり、
おう、覚えてるよ!
ほんまか???
バイク乗ってきてるんだろう?覚えてるよ!
いや、格好がバイクだから・・・
去年かい?その前かい?
2年前
そうだろう、覚えてるよ~~
 
まあいい。覚えてくれているなら結構。
 
カウンターだけの店だが、満席だった。
そして、他の客に向けて僕をダシに自慢する。
見なよ、こうしてライダーは何べんでもうちに来るんだよ。
うまいうまいって言って。
宣伝なんか何にもしなくても、ライダーらがあちこちで広めてくれるんだよ。
とか話しながら雑誌のページを開いて、
ほら、こんなとこにも載ってるだろ?
て、宣伝しなくても広まるってさっき言ってたやん・・・笑
ほら、ここも見な、こっちにも、あっちにも、
て、宣伝しまくりやん・・・
 
さあ、兄ちゃん、今度も海鮮丼かい?
いや、今回はいくら丼にしようかな~~
よし、いくら丼!みんな、聞いたか?うちで食べていいは最初は海鮮丼だけ!
そして、この兄ちゃんみたいに、2回目とか、3回目に初めて好きな丼を食っていいんだ。
最初はうちの味をちゃんと味わってから、自分の好きなものを次から頼めよ!
 
おいおい、好き放題やなぁ
まあ、ええわ、確かに2年前にもおんなじこと言うてたからぶれてはいないわ。
 
そして、そのいくら丼、むちゃくちゃ美味しい!
確かに偉そうに自慢できるくらい、美味しい!!
ああ、北海道、堪能したで~~~~
 
楽しかった北海道、
少し名残惜しいが、そろそろ乗らないとね
 

 
 
あとはこの大きなフェリーが、
僕とバイクを、のんびりと送り届けてくれるはずだ。 
 
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コメント

No title

というか
またもや 量が。。。

No title

大盛りいくら丼、とってもマイウーでしたよ!

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