記事一覧

2020/01/05 解体実習

医者が医学書を読みながら生きている患者のオペはしない。
十分に遺体で解剖実習を重ねてから、オペに望む。
同様に、ワタシもいきなり最愛のチョイノリ、翠兎を解体するわけにはいかない。
十分に解体実習の経験を積んでから・・・・

さあ、ようやく解体実習開始です。
年末年始の休みでこの実習研修を終え、オペに望むつもりでしたが、
なんやかやで、休みの最後の最後でようやくここまでたどり着きました。

で、オイルでベトベトの手でスマホを触ることでもできず、
写真は細かくは撮っていない。

IMG_7497_R.jpg

まずはピストン面
よごれてますねぇ

IMG_7498_R.jpg

ヘッド裏
カーボンの体積がひどい!

IMG_7503_R.jpg

クランクを割るとカムが出てきました。
のちほど、測定します。

IMG_7514A_R.jpg

クランクケースを割りました。
このクランクケースと上半分と一体になったシリンダー、
普通は左右からクランクを挟む形で縦方向に割れるもの。
この、横に割れる理由とは?
おそらく、クランク圧入の行程をなくすためのアイデアかと思われる。
通常であればクランクを支えるベアリングをケースに圧入するためには
工場では手作業ではなく、機械による工程となる。
手作業でも出来なくはないが、かなりの熟練度と作業時間が必要だ。
そのコストを下げるため、ベアリングを挟んでネジで締める、という手段を選んだと思う。

さて、そうするとどうなるかというと、
シリンダーだけ作るの、難しいやん!
となるのだ。
さらにメーカー以外が手を出す理由も、安価に出す方法もなく、
ボアアップという手段がなくなってしまったのだ。

よって、このバイクは非力は非力なままで楽しもう!ということになっている。

しかし・・・整備は必要。

このエンジンは13000キロほど走ったということらしい。
なので、これは解体実習専用エンジンとする。

IMG_7515_R.jpg

御覧のとおり、ピストンは傷だらけだ。
このまま組んでもたいして走らないだろう。

では、本題。
今回はあることが調べたかった。

IMG_7511_R.jpg

新品のカムを用意した。
なぜか、シリカゲルと共に入っている。
え?湿気るの??
とツイートすると、「加水分解するのでは?」との返事をいただきました。
確かにその可能性もありますねぇ

さて、この新品のトルクカムの長辺の長さ(カムがプッシュロッドを押すときの位置)

IMG_7508A_R.jpg

28.89mm

では、13000キロ走ったカムの長辺の長さ

IMG_7509A_R.jpg

約、0.8mmも高さが変わっている。
この高さが直接バルブの開きとイコールではないが、
これだけカムが減っていては、バルブの開きは新品時よりもかなり狭くなっていると思われる。

翠兎は5200キロ
果たして、どれほど減っているのだろう。

また、ピストンもこのエンジンと同様に傷がついていないという保証はない。
やはり、オペの時はすべてのがん細胞を摘出するべきか・・・・
少し、悩み中。

ピストン、まだ買っていないので・・・
スポンサーサイト



コメント

ピストン~

以前にピストン他交換した際、オイル抜き?の穴が小さかったです( ゚д゚)前期型?!
部品交換の判断は悩ましいトコロですねぇ・・・

いまのうちに・・・・

部品供給がされているうちに、なるべくいろんなところを新しくしていこうかと思っています。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

MAX

Author:MAX

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR