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最適なスプロケは何丁?

2019/12/31

そもそものお話をしよう。
チョイノリに乗り始めて、早くも4年目。
2台目のチョイノリも約半年が経つ。
確かに完全どノーマルの1台目よりも、リアスプロケが25Tに交換された2台目の方が速かった。
しかし、客観的に見て、果たして自分のチョイノリが
他のマニアたちが乗りこなすチョイノリよりも速いのだか、遅いのだか、まず分からない。
なぜなら、これまで他のチョイノリと一緒に走ることが皆無だったからだ。

これでもその昔、台湾製の50cc公道走行可能なATVで、
排気量の拡大をせぬという誓いの下、最高速を目指すプロジェクトに一人で取り組んでいた。
このATVに搭載された2st単気筒50ccエンジンは、YAMAHAのJOGのエンジンとほぼ同一。
JOGはギアケースの出力軸が直でリアタイヤを回転させ、チェーンはない。
対してATVはギアケースの出力軸にスプロケが付き、チェーンでタイヤを駆動する。
また、ギアケースにはレバーが付き、前進とニュートラル、後退が存在する。
そのため、2台の大きな違いはギアケースの内部構造だが、他のパーツはほぼJOGで流用可能。
駆動系と呼ばれるプーリーやトルクカム、ベルトは完全にJOG用が利用できる。
空冷エンジンを水冷化、シリンダーの多孔ポート化などなど、
エンジンチューンもかなり行ったが、やはり大切なのは、
その出力を余すことなくタイヤへ伝える駆動系チューンだと思った。
駆動系を支配する者こそが、スクーターエンジンを支配するといっても過言ではない。

前置きはこの辺にして、前回の湖北作戦で初めてガチで、他のチョイノリと走ることが出来た。
直線や下り坂での速度は、ほぼ満足のいく結果だった。
対して、上りの悔しいこと!
いくらこちらに体重差という不利があるとはいえ、きつい上り坂で後ろからじわじわと攻められ、
そしてゆっくりと追い抜かれていく悔しさたるや、表現できないほどだ。
なぜ、このようなていたらくとなってしまったのであろうか???
駆動系にはそれなりのセオリーをもって、手を入れたつもりだったし、
我が家へ来たときよりも、確実に速くなっていたはずであった。
何が足りなかったか?
やはり、直線に力を入れ過ぎて、上りをないがしろにしてしまったためだろう。
直線や下りがいくら速くても、上りで追い抜かれるのは嫌だ!

限りあるパワーをどれだけ自由に操れるか、これこそがチョイノリの楽しみではないだろうか。
そのためには駆動系を最初から見直そう。
まず、これまでほとんどのチョイノリストが選択するリアスプロケの25Tにも疑問を持とう。
しかし、ノーマルの35Tは高速域であまりにもエンジンが回り過ぎる。
ま、高速域といっても高々40k以上というものであるが。
そこで、選んだのがちょうど中間の30Tだ。

IMG_7456_R1.jpg

直接比べるとこれくらい違う

IMG_7458_R1.jpg

やはり、かなりの違いに感じる。
比率で考えると1.2倍の差となる。
ミッション車の場合であれば、同じ速度で回転数は5000rpmが6000rpmとなる。
また、同じ回転数であれば、60キロが50キロ。
ただし、スクーターの駆動系ではこのようにうまくはいかない。

IMG_7459_R.jpg

取り付けるとこのような感じ。
ただし、チェーンは長さが足りなくなる。
再び25Tへ戻す可能性も含め、新しいチェーンを使用する。

IMG_7460_R.jpg

このチェーン、軸が細い・・・・
なんと、手持ちのチェーンカッターでは、ピンを押し出すことができなかった。

IMG_7461_R.jpg

あーだ、こーだと格闘の末、1コマだけ切り取る。

さあ、これでどれほど変わるのだろうか?

                  25T                   30T
Aコース  46.5k 1m12s                40.7k 1m18s
Bコース  19.6k 46s         22.5k 41s
Cコース  24.4k 39s         25.6k 35s
Dコース  23.7k 40s                  26.5k 37s
Eコース  26.9k 25s         28.2k 23s

平坦な部分が多いAコースを除いて、すべてが上りだけで選んだコース。
結果、Aコース以外、速度、到達時間で30Tは25Tを上回ることができた。

ただし、変速する際の回転数の低さが気になる。
平坦路では5000rpm付近で変速していくが、上り坂では4400から4800rpm付近となる。
ノーマル状態での最高出力は5500rpmとなっている。
たしかにそのあたりが一番力があるように感じるので、間違いはないだろう。
であれば、上り坂の時こそ、5500rpm付近で回ってほしい。
平坦路や下りでは、逆に5500rpm以上、6000rpm付近となるかもしれないが、
それでも扱いやすさを選ぶのであれば回転数を上げるべきだ。
スプロケを大きくした分、普通であればWRを重くするべきなのであろうが、
逆にいく発想・・・悪くないだろう。

IMG_7462_R.jpg

現在、7.5gが6個入っている。
前回、WR調整後に500キロほど走行した減り具合としては、悪くないだろうww
これを7.0g×6個とした。

その結果がこれだ。
      7.5g×6個          7.0g×6個
Aコース  40.7k 1m18s                48.2k 1m11s
Bコース  22.5k 41s         24.7k 39s
Cコース  25.6k 35s         25.7k 37s
Dコース  26.5k 37s                  26.1k 36s
Eコース  28.2k 23s         28.1k 23s

概ね、良い結果だったといえよう。
特にAコース、平坦路での最高速、到達時間は満足いく数値だ。
また、一番登坂角度がきついBコースでの速度と到達時も素晴らしい結果だった。

次はトルクカムだ!







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コメント

ほぼ同じ組み合わせ!

スプロケ、フロントは1T、リアは3Tで速度3km/h変動する感じです。ウェイトローラーは7g×6個やってますが、いずれ7.5g×6にしようと思って買ってますが( ゚∀゚)・∵.
ちなみに、トルクカムのピンのカラーをベアリングに替えてたりします(・∀・)ニヤニヤ

30Tはまつきちさん仕様

まつきちさんに30Tの存在を教えてもらいました。
ヤフオクで探すとすぐに見つけられました。
しかし、まだまだ先へ行きますよ~

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