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北海道厳冬期雪中ツーリング その10 まとめ

今回のツーリングでの装備面でのまとめをいたします。

まず、1番懸念していたのがキャブレターのアイシングでした。
キャブが凍っては走りたくても走れない。
この対策をネットを駆使していろいろ調べましたが、最終的にはキャブヒーターの取り付けしか名案はない模様。
ただし、発電量が少ないハンターカブで、キャブヒーターに電力のほとんどを費やしてしまうことに不安はありました。
そこであれやこれやの策を練りました。
◻︎エンジン全体を覆う。
アクリル段ボールを利用して、前方からも左右からも風が全く当たらないようにシールドを付けました。
これでエンジンは冷えない!笑
その熱がシリンダー後方のキャブを温めてくれるか?
または、エンジン自体の熱がこもって熱ダレを起こすか?
結果、10度以下の北摂で走り回りましたが、特に熱ダレは起こさない模様。
また、外気温とキャブにも温度センサーを取り付けて比較をしましたが、エンジンを回せば当然ながらガソリンが気化して外気温よりも温度は下がりました。
効果があるのか、ないのか?
全く未知数のままでした。











◻︎キャブヒーター取り付け
結局、スズキのスクーター純正のキャブヒーターをなんとか取り付けました。
これには熱伝導率の高いとされる接着剤をアマゾンにて購入。
試したことのないものなので、真偽のほどはわかりませんが、他にアイデアもないので。
取り付け位置も悩みましたが、マニホールド近くであり、ピストンバルブにも近い場所にしました。










温度センサーも取り付け、9度以上では作動しません。
また、オンオフスイッチも追加し、任意でオフにもできるようにしました。




◻︎ガソリン
ハンターカブはレギュラーガソリン仕様です。
しかし、佐渡に住む友人から、雪国のハイオクガソリンにはアイシング防止のために、水抜き剤他、添加剤が含まれているので、アイシングしにくいという情報を得ました。
実はこの情報はいくら探してもネットでは得られなかった情報であり、
ネット全盛の時代でも、口伝えでないと知り得ない情報もあるのだなぁ、と感心したものです。

結果、
現地において、一度もアイシングは起きませんでした。
これがエンジンシールドのおかげなのか、キャブヒーターによるものなのか、はたまた、現地のハイオクの恩恵なのかはわかりません。複合的な理由で良かったのかも知れません。
ただ、一番理由として高そうなのが現地のハイオクのような気がします。
ただし、これは今となっては確かめようもないので、ハッキリと確認するには、現地でアイシング起こしたバイクで、ガソリンをハイオクに入れ替えてみるしかないでしょう。


◻︎タイヤ
これはスパイクタイヤ以外に選択肢はありません。
自分自身、チェーンで乗り切る可能性も考えてみましたが、現地に行ってみれば納得ですが、絶対に無理だと確信しました。
ドライ路面、氷結路面、次々と刻々と変わる状況、また、その距離もマチマチ、突然カーブの先から延々と氷結、そしてまた、長い間ドライ…
チェーンでは決して対応しきれません。
また、スパイクタイヤも、カブ系には市販の物もありますが、スパイクピンの本数も少なく、突出部分も短く、
奇跡的に直線だけはかろうじて走れる、程度と考えなくてはなりません。
あれでよくみんな走っているなぁと感心です。
結局、安全に走ろうと思うのなら、自作のスパイク、もしくは高いお金を出してスパイクタイヤ製作を依頼するしかないでしょう。
ピンは最低でもタイヤ1本あたり200本、それもセンターだけでなく、サイドにもしっかりと、2ミリは突出させないと意味が無いでしょう。
サイドのピンはアスファルトから分厚い氷に斜めに乗り上げる時に効果を表します。
これが無いと、乗り上げに失敗してフロントをすくわれて、あっという間に転倒です。










↑カブの市販品




↑フルスパイクタイヤ

僕が絶対にこれは!と思う装備はこんなところです。

あとは、他の経験者がいろいろ書いていらっしゃるので、そちらを参考にしてください。

あ、付け加えて、僕はハンドルカバーが余っていたので二重にしましたが、このおかげで、指の冷たさ全く知らず!マイナス15度でもコンビニで買えるニットの手袋で充分でした。
もちろん、ハンドルヒーターをオフの状態でもでした。

あと、ビートストッパーも忘れずに!
これをしなかったせいで雪の原野でパンク修理でした。

では、みなさん、楽しく安全な旅を!
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コメント

No title

はじめまして。
厳冬期ツーリング、お疲れ様でした。
記事を拝見して、私も頑張って冬の北海道走りまわりたいなー(* ̄ー ̄)!
そう思い、勇気と元気もらいました。
いつかお会い出来ますように…(* ̄ー ̄)また冬の北海道にぜひお越し下さい。

No title

> エムさん
ご覧いただきありがとうございました。
北海道にお住まいなんですね。
夏もいいですし、冬は冬で楽しみ方もありますね。
景色は一年を通して素晴らしいですしね。
私は幸運にも、天候が良くて走りやすかったですが、
実際に走るには天候が大きく影響しますので、お気をつけください。
と、道内にお住まいの方には逆に失礼でしたね。
北海道、また行きます。

No title

こんにちは
コメントありがとうございました。
宗谷岬到達、やりましたね!
途中でパンクしたりとまるで僕と同じような体験をされてて災難でしたね

スパイクタイヤの作成方法ですが
僕の場合は公道使用不可のエンデューロ用のタイヤを新品で買ってきてそれにドリルで穴を開けてスパイクピンを挿入していきました。
直径が6mmのピンだと確か5mmぐらいのドリルで穴を開けて、またドリルの先のチャックにスパイクピンを掴ませて回転させながらねじ込んでいきます。
抜けるのを怖がってピンを深くまで入れてしまうとあまり雪の上では効かなくなります。
反面飛び出していると抜けやすくなるのと一般道やフェリーの鉄板の上でめちゃくちゃ滑ると聞きました

僕がW650で宗谷に行った時にはピンを深く入れすぎたのでアイスバーンではメチャクチャ滑りました(笑)

スパイクタイヤ作成時の事を日記に書いているで良かったら参考にしてくださいね
http://d.hatena.ne.jp/hukuote/20120329/1332969970

No title

> べるさん
返信が超遅くてすいません・・・・
スパイクピンは6mmのものだったのですね。
私は10mmのものを買ってしまったため、
(それも1000本も!!)
いくらドリルでまわしながら突っ込んでも全く入ってくれず、
1本も入れられないまま、あきらめてしまいました。
ネットでいろいろ検索しても6mmのものも見つからず・・・
業者に頼もうかと思っています。
もう一度、6mmを探してみようかな・・・・

No title

ふとしたことから、この2015年の日記を読み返しています。
今でも赤兎との一番の思い出はこの北海道厳冬期雪中ツーリングです。
試行錯誤、悩みを抱えながらのこのツーリング、そしてこの日記。
自分が苦労した分、少しでも誰かの役に立てば、との思いで書かせていただきました。
しかしながら、この日記がいったいどれほどの方のお役に立てたのか、またはこれから立とうとしているのか、少し気になりました。
もし、今このコメントにお気づきになって、少しでも何かに役立てていただけたのなら、教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

No title

赤兎で 北海道行かれたこと さっき知りました。感動してみせていただきました。
半端な思いじゃ 出来ないですね
本当に素晴らしいです。
私なんかが 書き込みするのもおこがましいなぁ(//∇//)と思いつつ。
バイブルにさせて頂きます..+'(◕ฺω◕ฺ)..+*

No title

> deltaさん
本当に過酷な事も 素晴らしい景色も感動も いっぱい伝わってきました。

実は。 スーパーカブ110に決めて
冬仕様に改造中なのです。
この冬は雪道の練習にスタッドレスタイヤをはめていますが、市販のスパイクやチェーンも準備していたり…。
私の場合。計画倒れになる可能性大ですが。
夢の先にあるものを見せて頂けて
すごく嬉しかったです

No title

> usa*****さん
どうもありがとうございます。
2回行って、1回目はCT110って話しはしてませんでしたっけ?
そうなんです、はじめはこいつでした。
とても素晴らしい体験を共有した相棒です。
今も大事に大事に乗ってますよ!

No title

> deltaさん
セローで行かれた事しか知らなかったので
改めて ドキドキ、胸が熱くなりました。カブのスパイクをフルスパイクに。
暖かいハンドルカバー、それからそれから…
バイク屋さんで スパイクタイヤに交換してもらうとき パンク修理に備えて教えてもらってきます。
ハンターカブくん幸せですね☺✨

No title

スパイクだけはちゃんとしたものを!
これは絶対ですよ!

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