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野望への道のり

過去2回にわたり、雪中キャンプに挑んだわけですが、
実はある大きな野望があります。
その布石としてのキャンプツーリングでした。
これを通じていろいろ問題点も浮かんできました。
また、ネットからもいろいろ情報も得ました。
 
身体的問題については、登山装備などを参考に備えれば克服できそうです。
あとは忍耐?
いえ、精神論だけではとても乗り越えられない大きな壁があります。
それから、バイクの機械的な問題です。
こればかりはいくら根性を入れても、
登山道具をそろえても克服できません。
その最大の問題はキャブレターのアイシングです。
ご存じのとおり、キャブの中ではガソリンが気化して混合ガスとなります。
液体が気化するときに気化熱というものを奪います。
通常、ガソリンの気化によって、キャブの温度は外気温より5度も下がると言われています。
気温25度でしたらキャブの温度は20度。
これならいいのですが、
気温マイナス10度の環境ではマイナス15度?にもなるのでしょうか・・・
ガソリン自体は凍りませんが、ガソリンタンクやキャブ内のわずかな水分は完全に瞬間凍結してしまう温度でしょう。
そして、その凍った水分がメインジェットを塞いでしまったり、
キャブのピストンを張り付けてしまってアクセルが効かなくなったりするそうです。
実際、前回の猪名川天文台では、キャンプの翌朝に空荷の状態で雪中走行を楽しんでいたら、突然、アイドリングでエンジンがストール・・・
再びエンジンを掛けても、アクセルをオフするとすぐにエンスト・・・
なんとなく、ガス欠の状態に近い感じで、ネットに書かれていたのと同じ状態でした。
すぐにアイシングを起こした、と判断してしばらくバイクを放置、
温度が回復したのを見計らってキックすると再び掛かりました。
 
そうです。やはり、みなさんがネットに書かれていた通り、
CT110は氷点下ではアイシングを起こすのです。
この新しく現れた大きな壁の対処法をいろいろ調べました。
付け焼刃的な方法はいくつも見つかりましたが、
やはり、それらは根本的な解決にはならないようです。
 
エンジンをキャブまで段ボールで覆って熱をこもらす・・・
(マイナス10度で?www)
キャブをカイロで温める・・・(熱量的にあり得ない・・・www)
エキパイの排熱を利用して吸気を温める
(そんな技術があったらメーカーで仕事してます・・・・)
 
SNSで質問してみました。
ほとんど、全くといいほど期待はしていませんでしたが、
万に一つでも、その分野に精通した人物が現れることもあります。
過去にそのような人に巡り合ったこともあるので、一応、試してみました。
しかし、答えてくれた人は上の通り・・・・
人に何かアドバイスするときは、自分で試すか、
ちゃんと確信ある時だけでしてほしいもんです。
想像とか、ネットの浅い、浅い、底の知れたしょうもない知識を他人にひけらかすものではありません。
その程度のことはちゃんと調べてから質問しているのですから・・・・
 
というような愚痴はもうやめて、一番具体的な解決方法は?
 
やはり、多くのメーカーが選択している、キャブヒーターなるものを取り付けることでした。
スズキのスクーター用純正部品として、ヒーター単体と温度センサーがパーツとして売られています。
それを取り寄せました。
 

 
webikeで買いましたがすぐに着ました。
純正パーツが代理店やバイク屋経由ではなくて買えるなんて、
楽になったものですね。
パーツナンバーだけは何かしらの方法で調べる必要はありますが・・・・
 
結局、いろいろ調べた結果、これを取り付ける以外に選択肢はない。
また、CT110にこれを取り付けた人も見つけられなかった。
ということで、自分自身が先駆けとなってやってみるしかなくなりました。
 
さて、パーツはそろってます。
あとはどこにどう、取り付けるかだけです。
キャブを確認してみます。
 

 
CT110のキャブは見事に曲面だらけです。
ここに、あのヒーターをどうやって取り付けるのか???
ちなみにメーカーによって取り付け場所はマチマチです。
カワサキのエストレヤ、スズキのスクーターはエアスクリューの下側、
ちょうどインマニの下あたり、フロート室の近くに取り付け箇所があります。
スクーターはオプション扱いなのか、ヒーターをそのままねじ込めるよう、
ネジ穴の切った穴があるようです。
エストレヤは純正でヒーターが元々付いているモデルもあります。
ちなみにカミさんのエストレヤにはキャブヒーターが元々付いていました。
ところがホンダ系のバイクにはキャブのピストンリシンダーの横あたりに取り付けられている例が多くありました。
う~~~ん、悩ましい・・・・
と思いながらいろいろな角度からキャブを眺めましたが、
 

 
やっぱり、ここしか無いようですね。
この場所しか、ヒーターを密着できそうな箇所が見当たりませんでした。
 
そして、どのように着けるかというと・・・・
 

 
よくわかりませんが、とにかく熱伝導率が非常に高い接着剤のようです。
試したこともないし、口コミもありません。
メーカーが言うことを信じるしかありません。
これで着かなかったら???
と他にも何種類も接着剤やら、を用意しておりましたが、まずはこれから。
 
溶液2剤をまぜてコネコネコネコネ・・・
混ざったところで引っ付けます。
 

 
見た目には色も金属色で合っているし、表面の感じもいいのですが、
いつまで経っても全く固まる様子がありません。
確かに外気温も低く、化学反応を起こすには温度が低すぎるのかもしれません。
 
そこで、ヒーターに電流を流して、ヒーター自身を温め、
その温度で固めることに。
 
すると、
 

 
 
一気に固まったかわりに、表面は不細工に・・・・
まあ、見えるところでもないので良しとします。
 
そして、あとは電極を繋げるだけ!
 

 
まあ、こんな感じです。
黒いのが温度センサー、9度前後以下で導通するそうです。
どこに付ければいいかもよくわからないのでこの辺でブラブラさせておきます。
 
そして、通電させたのですが、どういう訳か、通電はしても温度が上がらない。
通じる電流値もとても低い。
いろいろ試してもどうしてもわからないので、
とりあえず、通電したままひとっ走り。
すると、信号停止でヒーターを指で触ると火傷しそうなほど熱くなっている。
ガレージに帰ってから通電させて温度を測ると、
 
なんと!
 

マックス141度!!
まだまだ上がりそうだったので、通電を停止した。
しかし、ヒーター自身は熱くなっているのだが、
キャブがそれほど熱くなっているようには感じなかった。
このヒーターの効果は、やはり、低温で試すしかないのか・・・
ただ、あれだけ密着させて接着し、溶剤も熱伝導率が高い!と謳っているものだし、あとは信じるしかないわけです。
 
これでひとまず、不安が一番高かったキャブのアイシング対策が半ば完成です。
あと一歩、やりたいことはありますが、ここでひと段落。
 
また、他にも電力を使用した対策として、
 

グリップヒーターです。
これ、とても優れモノでした。
このヒーターとコミネのハンドルカバーがあれば、真冬でもグローブの必要を感じません。
野望もこのヒーターのおかげでずいぶん楽になりそうです。
 
さらにさらに!
 

中華製のスクリーンです。
旭風防のものよりも半額以下ですし、
あちらはとても柔らかい材質ですが、こちらはアクリルの硬いもの。
まあ、こっちの方がいいかなぁ~と思ったのですが、
届いてみると、形は左右非対称ですし、
穴の位置も左右でバラバラ・・・・
そのままつけるとえらい、ゆがんでついてしまします。
結局、自分で穴を開け直して取り付け。
部材だけ買ってきてやるのと、ほとんど大差ありませんでした。
 
というわけで、野望へ向けて着々と進んでおります。
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コメント

No title

カスタム進んでますね~(^。^)
グリップヒーター、細かい調整できるの良いですね

No title

郵政カブやプレスカブにはキャブヒーター付いているんですけど ハンターカブには付いていないんですね

郵政カブのキャブを付けるというのは無理なんですかね ジェットなどのセッティングはdeltaさん得意でしょうから

No title

> mugaさん
デイトナ製ですが、なかなか良いですよ!アイドリングで電圧下がれば自動でオフしますし。

No title

> 47uF16vさん
今回はなるべく、ノーマルを基本にして行きたいんですよね。
あと、目的地でテスト出来ないので、悩ましいところでした

No title

カブならレッグシールド CDでもレッグシールドOPでパーテーション製作という。
神作業がありますが…ハンターは厳しいですね。

カブの雪上走行 憧れます。


頭の中がロッドビルドしたい病に感染しておりますので…物があっても作れませんでおりますがいずれ片付けたいと考えています。

No title

> C1さん
レッグシールドも考慮中…
また、完成したらアップしようと思ってます。
CD用は、なぜか中古でも高いんですよね、
こないだもヤフオクで中古が1万円の高値付いてましたわ…

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