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西へ・・・東へ・・・・その7

すがすがしい朝を迎えました。
テントから這い出ると芝生には夜露ひとつなく、
テントもタープもさらさらに乾いています。
てっきり、朝の冷え込みでベトベトなのを想像していただけに、やや嬉しい心もち。
 
朝食は熱々チキンラーメン。
コーヒーも沸かして、ゆっくりと朝を味わいました。
 
さて、今日のルートを考えます。
昨日、ここへ来る途中、「清里駅→」という看板をみました。
このあたりの土地勘が全くないせいでよくわかっていませんが、
清里ってあの清里?
まあ、行ってみればわかります。
まだ、だれも起きてこないキャンプ場を後にして、
ゆっくりとバイクを進ませました。
 
矢印にそって進むと、なんだかとてもおしゃれな街並み。
そうです、やはりここは清里でした。
 

 
駅前にはSLが飾ってありました。
そして、駅前のトイレで大きな用事を済ませたのですが、
便座は電熱入りのウォシュレット!
やはり、一味違いますね、清里!
 
改めて出発です。
今日は八ヶ岳をぐるりと巡る、メルヘン街道を走ってみます。
この街道の最高地点は日本の国道で2番目の標高だとか・・・
2番目というのが微妙なラインですが、
まあ、そこそこ高くて寒い!ということです。
 
昨日のビーナスラインもそうですが、4月末までは冬季通行止め区間。
走れるようになって1週間にも満たない場所です。
雪で冷やされ、固められ、除雪車によって踏まれた道路は路面状態は良くはありません。
それでもワインディングを重ねて、少しずつ標高を上げていく走行はとても刺激的です。
ただ、誰も走っていないこんな道ですってんころりんしてしまえば、結構大変なことになります。
充分に安全マージンを持ちながらのコーナリングを心掛けようと・・・・
でも右手はついつい、手首を返してしまいますね。
 
そうしてたどり着いた最高地点です。
 
 

 
道路脇の積雪はまだ50センチはあろうか、という具合です。
気温も6度ほど。
ほとんど冬ですね。
でも5月の強い日差しがほどなく、残ったこの雪も冷たいしずくに変えてしまうことでしょう。
 

 
左右の手のひらを開いて、いくらしっかり合わせても
すくった水は必ずいつかこぼれ落ちてしまうように、
楽しい瞬間はいつまでも保ち続けることはできません。
ここまで登り続けたワインディングも、
ここからはゆっくりと降りていきます。
少しでも楽しみが続くように、この近くにある温泉に浸かっていこうと思いました。
地図にはいくつかの温泉地が記されています。
その中の「明治温泉 浴場からの滝と渓谷の眺め」
と書かれた温泉に惹かれました。
注意が必要なのは、こんな山中になると日帰り入浴が不可の温泉宿も多いということ。
この温泉にはほかには何も記載がありません。
さあ、その眺めを堪能しながら温泉に浸かれるのか?
とりあえず、行ってみます。
けっこうながたがた道を乗り越えていった先にその場所はありました。
 

 
素晴らしい渓谷の景色が広がります。
この写真の右手にうっすらと写っているのがその温泉です。
思った通り、ここは温泉宿でした。
そして、そおっと中をうかがい、通りかかった宿のご主人と思わしき人に、日帰り入浴が可能か尋ねてみました。
答えはOKとのこと。
しかし、やった!と思ったのはその瞬間だけでした。
今は清掃の時間で入浴は10時半から、だそうです。
今はまだ9時半。
あと1時間、ここで時間を潰すのはさすがにもったいない。
あきらめて写真だけを撮影し、
湯気の向こうに見える滝の姿は想像の中だけに収めました。
 
 
 

続いての目標地点
とりあえず、ガイドブックにも載っている開田高原を目指すことにします。
ここにも景色のよさそうな温泉地が載っています。
ここに入れたら良しとするか。
 
山間部を下りてからも快走路が続きます。
そして、再び標高を上げつつ、開田高原へ目指す途中から雨が降り出しました。
目的の御嶽明神温泉にたどり着いたころには土砂降り。
体もずぶ濡れです。
今回、アルパインスターズのドライスター透湿防水素材を使用した上下のツーリングスーツ、
そしてコミネの、これもドライスター使用のブーツ、
そしてグローブもドライスターのグローブで臨みました。
理論上、これでカッパとブーツカバーをしなくても濡れないはずだったのですが・・・・
やはりゴアテックス以外はどれも同じなんでしょうね・・・
防水といっても中まで浸みてくる時間が、
防水素材ではないものよりも幾分か長い・・・・という程度です。
スーツもお股から浸水が始まり、パンツはビショビショ・・
ブーツも徐々に浸みてきたかな~と思ったら、
いつの間にやらブーツの中で水がタプタプ動いています。
一番ひどいのがグローブです。
これって防水って書いてあったよね?
俺が間違えたん?
間違えて違うの買っちゃったん?
と自問自答したくなるくらい・・・・
まったく雨に対して無力すぎました。
 
さあ、体中がちめた~~~くなってきたころ、
温泉にたどり着いたのです。
もう、ずっとこのまま浸かっていたい・・・
そうそう、ガイドブックに載っていた景色。
雨雲で何も見えませんでした・・・・
 

 
 
つづく
 
 
 
 
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