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2018 GWツーリング その7

2018/05/04

夜半に降り出した雨も、朝には上がっていた。



湿っぽくなった寝袋やテントを乾かしながらゆっくりと朝を過ごした。



本当に美しいキャンプ場だった。
こんなところを偶然見つけられて、幸運だった。
八幡平市、妻の神キャンプ場
また機会があれば訪れてみたい。



朝飯は昨夜に炊いたご飯の残りに、粉末の味噌汁の素を入れた猫飯。
これは簡単だし、残飯処理にもなるし、食料調達が出来なかったとき、
ちょくちょくとやる朝飯だ。



今日は温泉三昧としよう。
まず、訪れたのは須川温泉にある栗駒山荘。
ここの景色が素晴らしい!
湯船につかりながら1000mを越える、まだ残雪に覆われた神々しい峰々を眺められる。



ただし、風呂の中にカメラの持ち込みは禁止だったので、
あとから似たように見える角度から撮影した。



栗駒山荘の露天風呂を外から眺めると、こんな感じだ。



この場所が現在通れる最も高い場所。
ここより先はまだ、除雪がされておらず、通ることは出来ない。
まだまだ、雪は2m近い厚さでアスファルトを覆っている。



天気予報ではかなり雨が降るはずだったが、この辺りは青い空が広がっていた。



春の足音はすぐそこまで響いている。
解けた雪が滴となって集まり、冷たい流れを生み出していた。



どこをどう走ったのか、今ではもうはっきりとは覚えていない。
なんとなく南へ向かい、次の温泉を目指そうとしていた。



過去に地滑りが起き、崩れてしまった橋。
自然災害の怖さを伝えるため、そのままの姿で残されていた。



新緑が美しいだろ、相棒?

しかし、このあとが大変だった。
南へ向かう途中、途方もない大雨にやられた。
十分な装備で備えてはいるのだが、それでも心が折れそうなほど、豪雨。

トラクションコントロールと出力特性をレインモードに変更、
さらに冷える指先を温めるため、グリップヒーターをオン、
ところが、そのままスイッチが漏電してしまったのか、
なにもかもが機能しなくなった。
ウィーンカーも左しか点灯しない、
ライトはハイビームのまま、消せない、
グリップヒーターはオフにならない、
パワーモードも変更出来ない、
ありとあらゆるPCコントロールが効かなくなってしまったのだ。

豪雨を避けるため、しばらくの休憩を挟んで再出発したところ、
このような異常を察知した。
ハイビームやウィンカーの異常は、まあ許そう。
レインモードも特に走行には問題ない。
しかし、このグリップヒーターが効きっぱなし、というのはいただけない。
まだ、グローブが濡れている間はいいだろうが、
完全に乾いてしまったら熱くてグリップが握っていられないだろう。
さあ、どうする?
次の目的地はあきらめ、別の場所へ向かうことにした。



南三陸町
震災があったあのとき、仕事で2週間ほど滞在した。
あのときは本当に辛い光景を目の当たりにした。
あれから7年。
あの街はいったいどうなったのだろう。
とても気になったままだった。
街の中心付近に臨時の商店街が出来ていた。
駐車場は車やバスであふれ、商店街には多くの観光客で埋め尽くされていた。
震災以前の街の様子は知らない。
しかし、現在はとても活気にあふれているように感じる。
たまたまGWで、俺と同じようなことを考えている人が集まっていただけかもしれないが、
それでも一時であれ、街に賑やかさが取り戻されているのなら、嬉しい。



訪れたのが夕方だったため、人気の飲食店はすでに閉まっているか、売り切れとなっていた。
鮮魚店で選んだいくら丼とウニをひと山買って、一人贅沢丼。
店の表に並べられたテーブルで美味しくいただいた。



さんさん市場の顔?



相棒も一緒に撮影しておこう。



なぜだか、モアイ像w



土手の先に見えるビルの骨組み
きっとこれが、津波に襲われて鉄骨だけが残った市庁舎だろう。
7年前にも見たが、辺りの光景は全く変わってしまっている。
きっと海に巨大な防波堤が出来ているのだろう、と想像為ていたのだが、
実際の三陸町は街ごとすべて15mほどかさ上げしようとしているように見える。
下に見える川の高さが以前の街の高さだったはずだ。
大変大がかりな土木工事だ。
これが終わるのはいったいいつになるのだろう。



街のかさ上げがされれば、当然、道路も位置も高くなる。
海抜1mほどだった道が、今は遙か上を通るように作り直されていた。

さあ、ゆっくりと過ごした。
このまま、夕飯のおかずに刺身を買って、今夜の寝床へ向かおう、
そう思ってバイクを止めていた駐車場に向かうと・・・・



俺のバイクの隣になんとなく見覚えのあるバイク、
そして、そのそばにも、なんとなく見覚えのある美しい女性が・・・
うん?もしかして・・・・でも彼女は茶髪だったはず。
今、目の前にいる女性の髪は、どう見ても紫色に染まっている。
う~~~ん、何かの思い違いなのだろうか???
とFacebookの友達欄から彼女を選んで、最近アップしたタイムラインを探っていくと・・・・
なんと!彼女の最新の写真はパープルヘアーだった!
「のんさん!」
思わず、大声で呼びかけてしまった。
女性は驚いたようにこちらに視線を向ける。
「えーと、リアルには初めまして、
以前、Facebookで「君の名は。」そっくりな諏訪湖の写真を撮影できる場所を教えてもらったものです。」
のんさんはまだピンと来ない。
しかし、隣にいた男性が「あ~~」と思い出した様子。
「ご主人様ですか?」
「はい、こっちはおやびんです。」
そうそう、彼女が旦那様をFacebookで紹介するときは、いつも「おやびん」と呼んでいた。
奇しくも俺が佐渡で会ってきたおやびんと同じニックネーム。
しかし、この偶然は奇跡に近い。
俺は大阪、彼女とおやびんは名古屋に住んでいる。
そして、ここは東北、宮城県の南三陸町
大阪から約1000キロ離れた場所。
そんな遠くで、同じ時間、同じ場所、それもバイクも隣に止めるような偶然が、果たして起きるのだろうか?
互いに驚きが収まらない。

せっかくの偶然を祝して、記念写真を撮らせてもらった。



彼女のかわいらしい小ささと、俺もデカさが・・・ウケるwww



少し、感傷に浸り気味だったのが一気に喜びにつつまれた。
最後に、この街のさらなる復興を祈念して、街をあとにした。



仙台にほど近い、森林公園町民の森松島町野外活動センター

バイクのキャンプ代金、500円
素晴らしくリーズナブル!
環境も悪くない。
しかし、ゴミが捨てられない。
ゴミを捨てたいんですが・・・と相談するとゴミ袋を買ってくれるなら、
とのこと。そのゴミ袋が350円。
う~~ん、あまりリーズナブルじゃない・・・
ま、でも350円でゴミを積んだままあちこち彷徨わなくてよいのなら、
それでも安いもんかもしれない。
なにせ、今時はどのコンビニもゴミ箱は屋内だし、
道の駅もゴミ持ち込み禁止の看板があちこちにあるし、
どうもさすらいのキャンパーには世知辛い世の中なのだ。



ビールでのどを潤し、



三陸産の美味そうな魚をつまみ、



コンビニで仕入れた、野菜とウィンナーで野菜炒めを。



飯も美味く炊けた。
もう、お腹がいっぱいだ。

おやすみ、明日は船旅だ。




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