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2018 GWツーリング その2

2018/04/29 GW2日目



暖かい朝だった。やや早めにホテルを出発した。
新潟港のフェリー乗り場にはどのバイクよりも早く着いた。
ゆっくりと流れる時間に身を任せつつ搭乗時間を待つ。
あれから何年ぶりだろう。
最後にここからフェリーに乗ったのは2010年だったはず。
だとするともう8年が経ったのか。あっという間だった。
その頃、俺は50ccの4輪バギーにのめり込んでいた。
この小さな乗り物をどうやったら、もっともっと速く走らせられるかと。
同じようなことを考えていた奴らがこのフェリーの到着先にいた。
mixiを通じて出会った彼らと何度もやりとりを繰り返しながら、
いっそのこと、彼らの元へ行こうと決めた。
大阪からきた変わり者を彼らは快く迎えてくれた。
それが8年前の出来事だ。



回想にふけっていると、港にフェリーが到着した。
今からこの大きな船の腹の中に、バイクに乗って吸い込まれる。





島に近づくと無数のカモメが迎えてくれる。
本当は腹をすかせたカモメが、乗客が投げるかっぱえびせんを狙っているだけなのだが、これがこの島のセレモニーでもある。



はじめは海の向こうに浮かぶ、青い陰だけだった島が、
フェリーが近づくにつれ、次第にはっきりとその特徴を現してきた。
島の中央にそびえる稜線には、まだうっすらと雪が残っていた。
佐渡島
それがこの島の名前。
彼らと知り合うことがなければ、おそらく一生涯訪れることのないだろう島。



少しくらい遅くなっても彼らは逃げやしない。
のんびりと行くことにしよう。



そうそう、今回は俺一人の旅じゃない。相棒も一緒だ。
こいつは初上陸だったな。



伊藤自動車鈑金(イトバン)
この今にもつぶれてしまいそうな店。
当時の姿のまま、何一つ変わらない。
ここの大将が「おやびん」
親父の代からこの店を継ぎ、島の鈑金仕事をこなしている。
このおやびんの元に遊び好きな若者たちが次々とやってくる。
いや、8年経って彼らももうあまり若くもないが。
今、このイトバンではmini4が流行っているらしい。
8年前は一緒にバギーで走った「わっさん」がmini4を2台、軽トラに載せて見せに来てくれた。
2台のカスタム費用は合わせて200万円だそうな。
俺のKTMよりも高い!
でも、心配はいらないそうだ。
なにしろ最近、歯科を経営する女医さんと結婚したらしい・・・
今後も稼ぎを全部、遊びにつぎ込むのかな?



ホンダモンキー。どこもかしこもピカピカ!
ショーにでも出せそうな美しさ!なのだが、
この良さはモンキーオーナーでないと伝わらない。
でもお金がすっごく掛かっているのはなんとなく分かる。



こちらはシャリー
ボディからでっかいキャブが突き出している。
このあたりはマッドマックスのインターセプター風でカッコいい!!
それにしてもすごいハンドルの角度だ。
そして、タイヤも太い。どこもかしこも隙間は1cmもない。
それがわっさんのこだわり!教えてもらわないと分からないがw



こっちもぴっかぴか!
これを維持するのは大変そう。




極太タイヤを装着するための特別なスイングアーム
とても高そう。
すべてのネジやバネまでがピカピカなのがすごい。
元々の車両は40年以上前に製造されたもの。
どうすればここまで仕上げられるのだろうか・・・



こっちはおやびんのハヤブサ
20年前のモデルだが、まだまだ見た目は素晴らしい。
ずっと乗ってなかったのを、この日のためにOHして再始動させてくれたらしい。
俺が到着する日のつい少し前まで作業を続け、ようやくまともに動いたそうな。





こちらはフルレストアされたいすずベレット1600GT
こんな車、大阪でも見たことがない。
いったい、どんな島なんだ、ここは?笑



こっちはサニートラック
これから、このサニートラックのフロントを箱スカにするらしい。爆



すでに作業は途中まで進んでいる。
リアに恐ろしく太いタイヤをはめ込むために超大型リアフェンダーを取り付けている。
しかし、リアフェンダーを付けるだけではない。
大きなホイールとタイヤをはめ込むためにボディーを切り刻んでくり抜いている。
ホンモノの鈑金屋じゃないと出来ない仕事。



こっちはノーマルのフロント。いかにも心もとない。



完成したほうのフロントフェンダー ごつい・・・・



これがFRPのボンネット。すごい形。
でもエンジンはサニーのままなんだそうな・・・・
どこまでもファニーだわ。
完成したらどうなるんだろ?名前は箱サニー?



おやびんの愛車は軽トラ。
乗り心地がよいまま、どこまでも低く、ぎりぎりまで車体を落とすことが苦心したところだそうな。
そういえば、軽ワンボックスでここまで大きなアルミを付けているのは大阪では見ない。



この荷台の透かし彫りというか、なんというか、
伊藤鈑金の文字はおやびんが自身で描いた文字。
文字の巧さもさることながら、この文字は誰にも見えないところにある。

どんなことにもこだわりをもった奴ら。
それがイトバンに集まる奴ら。
それが可笑しくもあるし、楽しくもある。
そんな彼らの仲間の証に。



おやびんが貼ってくれた。
イトバンシール
これで俺もこいつらの仲間だ。



くだらない話を延々としゃべり続けていたとき、
カラスのような鳴き声が頭上から聞こえてきた。



繁殖に成功し、自然に放たれたトキが夕暮れにここをよく通るそうだ。

この島の名は佐渡島
可笑しな奴らとトキが暮らす島。




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コメント

No title

> usa*****さん
コメントありがとうございます!
懐かしい友達と遊んだだけなのですが…
ふもとっぱら、いいところだったでしょ!
機会あったら一緒に行きましょうね~

No title

また 楽しいキャンプ、ご一緒させて下さいね♪
明日はお忙しいですか?
良かったら京北キャンプ、覗いて下さいね😊

No title

> usa*****さん
じろちゃんから聞かれたかもしれませんが、金曜の朝からぎっくり腰!
ようやくなんとか歩けるようになった感じです。
またの機会によろしくお願いします。

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