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2017/09/30 温泉師匠との旅  その3

温泉師匠との旅、その3
2017/09/30の続き。

白川郷を後にすると、2台のオートバイは北へ向かった。
温泉師匠とは無線もインカムも使用しない。
私が先頭を走り、師匠が後についてくる。
私に何かあれば、私が止まる。
師匠になにかあれば師匠が止まる。
ミラーをしばらく見ない間に、師匠の姿がなくなりUターンすることもあるだろうが、
それほど気を遣うことでもなかった。
それはオートバイを乗るもの同士の当然の事柄であるから。

ほとんど休むこともなく、2台のオートバイは目指していた千里浜に到着した。



そこには静かな海と、遠くまで広がる固くしまった砂浜が待っていた。



夕暮れが近づいている。
傾きかけた太陽の光を、柔らかな秋の雲が包み込む。
波の音が静かに繰り返される中、デフューザーをかけたような、角を落とした光がオートバイを照らしていた。



温泉師匠のバイクも、やさしい光を受けて輝いていた。



オートバイとは、無機物でありながら、なんと有機的な物質なのだろう。



砂浜には1本のタイヤの跡だけが、波打ち際まで続いている。

続く

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コメント

No title

くぅ~っ!
良い写真ですねぇ(^^)
最後の写真、自分の足跡が写って無いのがいいですねぇ(^^)

No title

センスある写真と、詩のような文章。カッコいいです!
私が登場するほうのブログは、下ネタギャグ満載ですが、それはそれでやぶさんの多才さが表れていて、面白いですね(^^)

No title

> ジロー(・◇・)/~~~さん
ありがとうございます!
足跡を残さないようにシートの上から大ジャンプ!
うそ・・・

No title

> のぶりんさん
思いのほか、いい写真が撮れてしまったので感激です。
バイクの旅はいいものですね!

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